パリ症候群。

2005.03.15 23:51|パリの日常
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みなさん「パリ症候群」という言葉、ご存知ですか?

パリ症候群・・過度なフランス(特にパリ)への憧れを
       持ち、パリに住んだ日本人を襲う適応障害の一つ。
       妄想や幻覚、自律神経失調症やうつ病などを
       引き起こす。20~30代の女性に多い。

私が初めてこの言葉を知ったのは、在仏日本人のための
新聞「ニュースダイジェスト」の記事を読んで・・
だったと思います。

先日私の母と母方の祖父からほぼ同時期に
手紙をもらったのですが、その中には申し合わせたように
同じ新聞の記事の切り抜きが同封されていたのです。

その記事はフランスで精神科医をされている太田博昭先生が
書かれた「パリ症候群」という本について書かれた記事でした。

太田先生は先ほどのニュースダイジェストでも時々
悩み相談のコーナーで素晴らしい文章を書かれて
いらっしゃるので「パリ症候群」というのは何か?
ということは知っていたのですが・・

今まさにパリに住む20代の私ですが、今日は
私が感じた「パリ症候群」のお話をしたいと思います。

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私は小学校の時にフランスを代表する作曲家ドビュッシーの
音楽に出会って「ずきーん」と来るくらいの衝撃を受けました。
今までの私が弾いていた曲とは全く違う和音の響き、 
奔放で、それでいて優雅な美しさを発散する彼の音楽に
驚いた私は「フランス」という国に異常な憧れを感じたのです。

高校時代はソニプラにせっせと通い、お菓子や文房具は
フランス製の物で揃える。仏人フィギアスケート選手の
フィリップ・キャンデロロ(懐かしい人、いる?)
の追っかけになり(爆)ファンレターをヘンな
フランス語で書き綴ってついに彼に手渡し。

大学を卒業してもやっぱりフランスへの思いは
消えなくって、ただ1通お会いしたこともないITO先生
お手紙を書きそのままパリに来てしまった・・といった
もうまさに「フランスに恋しちゃった女の子♪」状態だったのです(汗)

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私がパリに来てからはもうハプニングの連続でした。
来てすぐはホームステイをしていたのですが、
そこのお家は寝たきりで痴呆の症状が激しい
中国系のおじいちゃんと常にお手伝いさんを叱り飛ばす
ヒステリックなフランス人マダムが暮らす制約だらけの家
だったのです。

例えば「家の中では足音を立てないように歩く」
「洗濯機はあるけど使わせない」「トイレとシャワーは
夜10時以降から朝の8時までは使っては(流して)はいけない。」
などなど・・

すべてサロン(私達が食事をする部屋)で寝ているおじいちゃんを
気遣っての約束事だったのですが、ひどいのは
「朝食のパン(夜から外に出してあって硬くなったスーパーの
薄い食パン1枚)は焼いて食べてはいけない」というもの。

ある日そーっと焼き上がりの「チーン」という音を
出さず静かにパンを焼いていたのですが、語学学校から
帰った私にマダムが「あなた、朝パンを焼いたでしょ」
と詰め寄ってきたのです。
「どうして約束を守らないの!?」

私はオドオドしつつ「え・・焼いてないです!」と
反論したのですが「パンを焼く匂いが漂ってたのよ!」とマダム。

マダムはおじいちゃんがパンを焼く匂いで目を覚まさせては
いけないとそんな約束事を作ったのですが、毎日寒い中
カチコチのパンを食べることが辛くって結局1ヶ月で
その家を出たのです。

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その家を出て一人で暮らし始めても問題は山のように
襲い掛かってきます。

電話を引こうとしても電話会社はなかなか動いてくれない、
(しかも必死に電話の回線を引く交渉をするフランス語の
つたない私を、テレコムの綺麗なお姉さんがお店の中で
大笑いしてバカにしたり・・むかっ!)鍵屋のおじさんに
私がまだ仏語が喋れないことのをいいことにセクハラされる、
電話ボックスの中で電話していたところ、数人の
お子ちゃま達が火の着いたバクチクをボックスに投げ
入れられ危うく心臓が止まりそうになる・・
などなどもう数え切れません。

私はもともとノーテンキでヘラヘラした性格なので、
そのような事件と遭遇してしまった時、一時は
「がーん」となっても何時間か後は「いい話のネタが
出来たわ~」とまたもヘラヘラしていることが出来ました。

ですが昔の私のようにパリに憧れを抱いている女性、
得に「パリにはお洒落な人がいて、私もパリに住んだら
アメリみたいになるんだ~」と思って止まない人は
まず街を歩き「お洒落な人が・・いない!」という
現実に驚いてしまい、次に「外国で暮らす難しさ」を
次から次へと思い知らされるのです。

とにかく私のように鈍感でいい加減な性格か、何が
あっても立ち向かえる強い性格がないと、いくらパリの
ことが大好きでも、フランス語を来る前に頑張って
勉強してきても、このパリでの想像以上に厳しい生活には
心も体も痛めつけられる可能性がとっても多いのです。

♪♪♪♪♪ 

ITO先生がまだフランスに来たばかりのころ、
先生と同じくピアニストを目指す男子学生がパリに
住み始めました。彼は意気揚々とフランス生活を始め
ましたが、次第に外にも出なくなり最後には狭い部屋に
引きこもってしまったそうです。

そして幻聴、幻覚が始まりました。
「他の部屋に住むフランス人達が日本に帰れ!と叫んでいる」
と脅えてITO先生に訴えたそうです。
もちろんそれは彼の幻覚なのですが、当初の生き生きと
パリに住むことを楽しみにしていた彼の面影はもう既に
なく短期間で日本に帰ってしまったそうです。

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残念ながら今でも私の周りで彼のような症状が
出ている人が少なくないのも事実です。
虚言癖がひどくなってしまった人、過食症になって
やはり同じく外に出れなくなってしまった人・・ 

パリに来た、大きな希望と憧れを持った女性がみんな
キケンというわけではもちろんないですが・・
私はその誰でも陥るかもしれないこの病気の危うさを
肌で感じています。

なので・・たった3年しかパリで生活していない、
フランス語も未だ自信が持てない私が偉そうに
言うことではないと思いますが・・

これからパリに住もうと思っている方は、もう一度
☆自分の渡仏後のやりたいことや目標をはっきりさせて
☆フランスへの過度な憧れを一度横に置いておき
☆覚悟を少し大げさに決めて準備を進める
・・と、いいんじゃないかな・・と思います。

あ!だけどだけど、もちろんパリでの生活の楽しいことは
辛いこと以上見つかると私は思っているので・・・

なのでとにかく物は考え様です!

辛いこと、ヤなことがあってもまずこんな
悲劇にあってしまった自分を大笑いし、そして
「みんなに話したら受ける!これはいいネタだ!」
と思ってしまうのです。
こんな話題に事欠かない生活はありません(笑)

何だかヘンなアドヴァイスになってしまって
申し訳ありませんが・・

どうかパリや大都市に住む日本人の方がくじける事なく、
日々自分の目標に向かって充実した毎日を過ごせますように・・

↑空の写真はホームステイ先を1ヶ月で飛び出し
 住み始めたアパルトマンからの眺めです。
 
 これらの写真を見ていると悩んだ時、辛い時、いつも
 私の上で静かに広がっているパリの空が私をなぐさめて
 くれていたんだなぁと、ちょっとキュンとしてしまいます。

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Comment

うちのブログにコメントありがとうございましたです。
えへへ。
なんか嬉しい。

私はイギリスに来てからというもの、幸運立て続けだったので、ホームシックというものを実際に体験したことないのです。
最初に来た1年は寮だったから色んな人に守られていたし、今回は前回の時に出来た友達のつてで今住んでいるフラットを見つけました。
学校でもすぐに友達が出来、いまさらだけど彼氏も出来、バイトも良い所が見つかりと、悠々自適な生活をしております。

小さい頃から人と深く付き合うのが苦手だったからか、女子グループのあの独特な雰囲気が苦手だった特にどこにも所属してなかったからなのか、どこに行ってもそれなりに適応してしまう私。
これがいいかどうかはわからないけども、楽しい人生を歩んでおります。
結構ポジティブシンキングなので、嫌な事もすぐ忘れちゃったのかもしれないですけど・・・というかこれが大きいのかも。
とろそれさん同様イギリス生活で出会った嫌な事、全部笑って今は話せます。
もちろん、どうかと思う彼らの行動に対しては今でもむむっっ!って思ってますが。

いや~、こんな私に育ててくれた親に感謝感謝ですね!

私のブログでは結構いい所ばっかり書いてますが、イギリスも本音とタテマエはギャップが激しい所です!
来る時は気をつけてくださいね~。
日本以上に安全で、のんびりした国はたぶんどこにもないと思います!


ところで、リンク貼らせてもらってもいいですか~??

どこで住むのも
慣れるまでが大冒険ですね。
慣れてからは今度波風たてないように・・・
過ごす。

東京にでてきて数年。
一年目はかなり厳しく
二年目からはへらへら。

仕事上、あちこちいっているせいか
ひどいなーと思う場所に住んでいることはなく
恵まれていますが・・・
フランスお話しを聞いていて、
ゴン麹なら・・・きっと日本語で
こういいます♪
「なにぬかしてんねん。てめええ」って。
(きゃー下品な言葉ですみません)
セクハラオヤジは速攻。
イタズラガキは直球。

中国でよくやりました。
そのときは中国語でしましたが。(日本語だとそっちのほうが怖い)

スペインで友達と旅をしているとき
ガキん子にからかわれたとき
最期は・・・「シッシ・・・」といってた私。
子供好きなのですが、
度がすぎるとね。

腹がたつことも、あとで友達に話しをすると大ウケしてくれるので
同じように話ネタにして遊んでいます♪

>まず街を歩き「お洒落な人が・・いない!」という 現実に驚いてしまい
あはは。めったにいませんね~、日本人がイメージするようなフレンチおしゃれさんて。私が住んでいた家庭はマダムがファッション関係だったために、私はおしゃれな人はたくさん見ましたが、街中ではなかなかいませんよね。

私の周りの日本人にはその症候群の人はいませんでしたが、私自身はちょっと大変でした。住み込み、しかも自分の部屋がなく、はっきり言えば短気で自己中心的なマダム(根は好い人なんだけれども)との生活は、ものすごいストレスでした。幸い友人に恵まれたことや、独りで安全に夜遊びをする(笑)ことなど、4ヵ月後には気分転換の方法をみつけることができたので、彼女の家での生活を何とか続けられましたが、友人たちは国籍を問わずに「どうしてそんなところにいつまでもいるのか?」と不思議がってました。マダムと母が知り合いということもあって、私のことで彼女たちの間を気まずくしてしまうのは・・・と思っていたんですが、トラブルを避けたがる日本人のくせなんでしょうかね。
本当はずっと住み続けたいくらい好きな街でしたが、パリでの生活に疲れ、アジアが恋しくなり、10ヶ月でパリを離れました。もしも私がこういう楽観的な性格じゃなかったら、私もパリ症候群の一人になっていたと思います。でも、あの刺激的な10ヶ月のお陰で、自分に対する自信みたいなものがつきました。今ではこの経験に感謝するし、良い思い出です。またパリに住みたいとも思います。魅力的な街ですよね。

ところでドビュッシー、私の一番好きな作曲家です!

>msketchさんへ

どうぞどうぞ!リンク貼ってください。
こちらからお願いしちゃいます~
私もまた後日リンクの整理をしようと思っているので
その時は貼らせていただきますね。

ロンドンでもパリ症候群的なことはあるんでしょうね。
大都市だし・・
私も自分のポジティブさに感謝してしまいます。(私も両親に感謝!)
すべて完璧に!という方だと、辛いんだろうな。
海外での生活って・・。

>ゴン麹さんへ

そうですよね。どこに行ってもまず問題が勃発。
それをどううまく乗り越えていくかが日々の過大だけど
私の場合言葉も通じない、常識外のことが波のように襲ってきて
ホントびっくりでした。

かぎ屋のおじさんには未だに腹立たしい思いでいっぱい。
いつか記事に書くかもしれませんが、そのおじさんに口にチュー
されたんですよ!あ~~いやだいやだ!!

まぁ今となってはネタになってラッキーと思ってしまう私なのですが・・

>bonbonさんへ

bonbonさんって10ヶ月パリにいらっしゃったんですね。
ですが・・10ヶ月間そのホームスティ先にいらっしゃったのは
ずいぶん我慢されたんだと思います。
私は・・我慢が出来ませんでした(笑)ピアノも弾けないとこも
あって、それが理由になって早めに出れたんですけどね。

だけど私があのままおとなしくマダムとおじいちゃんと一緒に
いたら・・日本人会の新聞コーナーやBook offで(パリに出来たんですよ)
一人本ばっかり読んで自己逃避していたかもしれません。

誰でもいやな時期はありますよね。
私はあんまりフランスへの憧れって持ったことは実のところないのです。
しかし何故か2度も住むことになってしまい、縁があるなぁ~というぐらいです。
それでも沈没した経験はあります。
でも、海外で暮らすということで、どこでもあることなのではないかと私自身は思うんですけどね。それでもパリがよくそう言われるのは、やっぱりパリに何かがあるんでしょうね。

パリ症候群・・・はじめて知りました。ちょっとショックです。
でも、とろそれさんの記事や他の方のコメント読んでてなるほどなぁ~って思いました。
やはり単なる憧れだけじゃなく、大きな希望を持ち大きな視野を持つ事が大切なんですね。
とれそろさん、パリで一人暮らししているだけで偉い!と思っちゃいますよ~w

なかなかカキコ出来ませんけど、毎日見ていますのでパリの生活頑張ってくださいね(^^)

 パリ症候群・・・随分以前からあったようですけれど、最近、脚光(?)を浴びていますね。

 外国生活、特に一人暮らしとなるといろいろ落ち込んだりすることがあるので、どこでも同じなんでしょうけれど、パリについては特に「憧れ」が先行するのでひどくなってしまうのではないでしょうか。

 一度嫌なことが重なった上に、ひどい風邪をひきずっと寝込んでしまい、パリの生活が嫌に鳴ったことがありましたが、窓の外(というか下)から手回しオルガンで好きな音楽が流れてきたのを聴いて、がんばろう、と思ったことがありました。単なる偶然だったんですけどね。

 とれそれさんもいろいろ苦労なさっているようですが、もう3年も住まわれていると言うことは、これから何があっても大丈夫!という保証書のようなものです。

 それから、いちいちコメント探して飛んでくるの面倒くさいので、リンクさせてくださいね。

Buna seara ! こんばんは。本日の記事をTitiさんの記事にトラックバックさせて頂きました♪題名、とれそれさんのセンスをお借りした次第です。最初何度やってもTBができないと思っていたら・・Ah!普通のページのURLをTBのところに入れていました!(苦笑) そろそろBlog初めて2ヶ月になるし慣れても良い頃なのにいい!gg

 さてさて、とても興味深い話題でコメントしたいことはいっぱいなのですが・・
「パリ症候群」知ってますよ。実は私専門は心理学だったりします。カウンセラーとしてちょっと働いていたこともあるので、一時はこの分野で海外@パリを考えたことがあるのです。実は実は、、第二外国語がフランス語だったりします・・でも~;;;今は全く話せません;;

 海外で働く・留学する、ことに対して憧れを抱いている人が多いですよね。でも実際暮らすと憧れ以上の大変・辛い現実がある、かつ“外国人”であるが故に良い意味・悪い意味注目されたり、現地の人の何倍もの努力がいることが多い、とれそれさんの今回の記事を読んでいて、みんな同じように感じているのだな、とPCの前でうなづいておりました。

 楽観的なのも大切ですが、そういうことを予め知っておく、聞いて心構えしておく、というのも本当に大事かと。特にフランス・パリという 私も「やっぱりパリだわ!」と毎度コメントに付けてしまうほど、優雅に見える場所。だからこそ、とれそれさんのような方がその「現実」をお伝えすることで、色々考える方が増えると思います。

 理想と現実、、、ではありませんが、私も近々!?(Blog開設2ヶ月記念を予定。。Maybe..)綴る予定であります。ルーマニアの表と裏を・・・・・・

 

いやあああ、驚きました。
アリアパパさんのblogととろそれさんのblogを読んではじめてパリが立体的に見えてくるってかんじだわ。
しかし、とろそれさん、猪突猛進系だよねえ。
追っかけにはわろた。
でも、だから音楽家として生きていけるんだろうね。
子どものイタズラ、悪質すぎる。セクハラも許せん。
よくぞ、落ち込まずにまだパリで暮らしてるなあ。(って、私も最初相当苦労したけど、
まだスペインにいるんだが)
パリに憧れてる人、多いよね。素敵なところでもあるけれど、
パリ症候群かあ、知らなかった。そういうなの病気があったとは。
スペイン来てもノイローゼなる人見たことあるわ。
自分が何もしないで、只見を寄せるだけでいいパラダイスなんてものは、ないんだと思うなあ。
ところでとろそれさん、今回の文字数の多さ、各コメントの長さで、もう目の限界を感じてしまったので、誠に申し訳ない事を言わせて頂くと、黒字に白文字は、読むのがすごく辛いのです・・・。(年なので 汗)以前のスキンの方が読みやすかったよー(涙)

ううう(涙×3) けっこう辛かったのですね。 ヨシヨシ(頭ナデナデ) がんばった。 

思うにコトバ自由に話せないのは精神的に相当辛いよね。 africaも泣いてたな~
あと、大都会。 って東京なんかに比べればずいぶん小さいけどやはりパリ。
都会の暮らしは辛いよなぁ・・・ (正直にえらいと思う。がんばってるなっ。みんな)
そんでもって憧れの力(ギャップ?)が強かったりすると、うんうん。 そっかー。
3要素が重なると、たくさん落ち込む人がいるって言う話はわかるなあ。 

どうだろう? 苦労なかった自分の体験を元に考えてみたけど、
パリに留学する前にフランスの田舎でのんびり生活でもしてみては?
もちろん語学の勉強程度はしっかり進めながら、外国に、ヨーロッパに、フランスに慣れる。
物価も安いし、人ものんびり親切。 初心者は(ドロップアウト組も?)これが大助かり。
きっとスムースなパリ留学に繋がるさ。 (田舎にハマってしまうかも知れんが・・・)

>静かに広がっているパリの空が私をなぐさめてくれていた
読んでて思わず私まで胸がキュンとしちゃったわ。私も空にはいつもなぐさめて
もらったっけ。空の色、風、光、雲・・・見てると、心に元気が戻ってくる気がしたなぁ。
私は、3年間のオーストリア暮らしだったけど、あのときの生活をとおして「自分は
どこにいても大丈夫!」と思えるようになったことが自分の財産ではないかと・・・。
あと、基本的に「人間」(「人づきあい」ではなく)が好きということかなぁ?
嫌な事があって辛いときや孤独なとき、人を癒してくれるのはやはり(未知の人も
含めた)人なのだと思うから。
いつも、とろそれさんの文章を読ませていただいていると、人生は美しい!って
感じます。
人生ほど人を癒してくれるものはないですよね。La vie est belle!!

パリ症候群ですね。聞いたことあります。その本読みました!

とろそれさんも大変だったのですね。
一緒に悩んでくれたり、慰めてくれる人が身近にいると、全然違いますね。

私の場合はパリ症候群とは全く逆に、憧れなどゼロの状態から来たので、
“思ったよりも暮らしやすいところだねぇ”って感じでした。
andamarさんの言うとおりなのかもね。
でも・・・田舎の数少ない日本人社会は小さくて、それもまたしんどかったり(苦笑)。
とにかく、日本とは全く環境が違って人も違って、みんなそれぞれに
問題やストレスを抱えていて、ちょっと歯車が狂うと怖いことになっちゃう・・・
って感じではないですか?
マイペースで気楽にいけるといいですね。

ブログはほんと、いいですね。警察に止められても、レジでおばちゃんに
順番抜かされちゃっても、買ったものが壊れててもネタになるんだもの・・・(笑)。

>makimakiさんへ

近くに住まわれているmakimakiさんのご意見聞きたかったのです。
コメントありがとうございました!

「パリに何かがある・・」とmakimakiさんおっしゃられていましたが
まさにそれだと思います。
憧れが強い人ほど抱いていたイメージとのギャップは大きいでしょうし・・・
日本のマスコミなどの「パリ」のイメージ作りはものすごいので、
(またそれは日本文化の得意芸だと思います。いい意味で。。)
私みたいに熱しやすい人はすぐぽわ~んとなっちゃうのかもしれません。

>あぶさんへ

お忙しそうですよね~私も米油さんブログいつもチェックしてますよ!

パリ症候群はパリにいる日本人の間では結構認知度が高いです。
みんな何かしら思いっきり凹んじゃうこと、ありますから・・
どこの都市でももちろんそうだと思いますが、あぶさんが想像されるより
もっとフランスの現状って暮らすには居心地悪いかもしれません(笑)

ただいいところもそれ以上あるんですよね。
最近のようにぽかぽか春(夏?)の陽気だと、嫌なことも
吹っ飛んじゃうほどパリは美しいです。

(あ!補足なんですが、私最初から大きな志を持ってこちらに
きたわけでもないんですよ・・だけど周りにいいお友達に恵まれたり
勉強の方でもいい先生にお会いすることが出来たので、この今のような
お気楽モードの性格でいられるのかもしれません(笑))

>credenzaさんへ

やはりパリは特に女性にとって憧れの対象になりやすい都市なので
憧れが崩れてしまった後というのは、一途な女性、真面目な人だと
余計思い入れのツケが多いように思います。

私なんかよりお仕事のためこちらに来られたcredenzaさんの方が
何倍も大変な思いをされたことと思いますが・・

だけどcredenzaさんの出会われたアコーディオン弾きさんのお話、
ステキですよね。
私も昔住んでいたアパルトマンが下がカフェで、夏の時期
アコーディオン弾きがカフェのお客さん目当てに演奏していました。
↑の写真の空を眺めつつそんなさりげない音楽を聴いていると
少しずつイガイガが溶けるような感覚になったりして・・・

あ、それとリンクの件、是非お願いいたします!
私も後ほどリンク整理するので・・その時にはcredenzaさんのブログも
リンク貼らせていただきますね。

>go2rumaniaさんへ

go2rumaniaさんなんとカウンセラーをされていたんですね。
しかもパリに住まわれることを考えていらっしゃったとは・・
「心理学」なんて響きがすてき~(尊敬)
是非是非go2rumaniaさんから
見たルーマニアの表と裏のレポート読んでみたいです。
またパリとは違った裏表があるんだろうな・・・

海外での生活は実は私も未だに憧れがあるのですが、
(住んでいるのにまだまだ懲りない私)多分私がまだ学生の
位置にいるのでそこまでダメージが少ないからなのかもなぁと思います。

私にとってはパリは痛めつけられてもやはり繋がりがずっとあって欲しい
街なのです。ある意味私もそのマジックにかかってしまっている
パリ症候群予備軍なのかもしれませんが・・・体調には気をつけよっと!

>africaさんへ

スキン読みにくいですよね~ホントごめんなさいっ。
実は私も色々悩んでるんです・・ちょ~と読みにくいかなぁとは
最初から気づいていたんですが(涙)
また近々変更するので懲りずに遊びに来てくださいね~(懇願)

パリ症候群ですが、街の名前がパリであって海外ならでも
きっと心の病気になってしまう人は多いと思います。
スペインでもやっぱり挫けてしまわれる方はいらっしゃるのね・・

パリでのパリ症候群は「憧れ」→「憧れの破壊」→発病・・というのも
もちろん理由にあると思いますが、長くてどんより雲が街を暗くする
冬にも原因があるのでは・・と思ってしまいます。
人間関係などで悩んでいた頃、どんより雲をつっきって南スペインに
旅行した際、青い空を見ただけで私の悩みがふっとんだ感覚になりましたから・・

>andamarさんへ

一緒に涙を流してくださってありがとうございます(再涙)
だけど私の中ではお強そうなイメージのafricaさんも涙されていたなんて・・
どこでも生活するのは大変なんですよね。

田舎の暮らしは私、音楽やっていなかったら絶対したかったのです。
日本にいる時は「パリ~パリ~っ」と半ば狂っていたので(笑)考えも
付きませんでしたが・・。田舎は人ももっと暖かいだろうし、一度で
いいからフランスでの豊かな田舎生活してみたいものです。

一番いいのは程よく田舎でレッスンの時にパリに出てくるという生活かな・・
な~んて贅沢すぎますね。

>Monicaさんへ

そうなんですよね~・・
すっごく落ち込んでいてもふらりと入ったお店の人が
とてもステキな笑顔で微笑んで優しくしてくれたら、私の場合
悩みはほぼ半分飛んで行ったようなもの。
何気ない人とのふれあいってこんなに大事なんだ~と
パリに来てから改めて感じました。

私もいつかこの生活を終え日本に帰ったとしても
Monicaさんのように私自身にしっかりとした自信が
持てたら素晴らしいな・・と思います。
今はまだまだひよっこなので・・もっと世間の荒波にもまれなければ!!

>モネさんへ

モネさんはもう本を読まれたんですね~
本はどうでしたか?面白かったですか?

私はモネさんのブログを拝見するたび
「いいな~・・美しい田舎町で家族と一緒に暮らす生活・・」
とうっとり憧れているのですが、やはり小さいコミュニティーなりの
大変さってありますよね・・。またモネさんは私のように一人で
お気楽~とはいかないお母さんの立場でいらっしゃるから・・
う~ん・・・大変そうっ。

このパリ症候群に関してはモネさんがおっしゃられる通り、
マイペースが一番大事だと思います。
周りに流されず自分がしっかりあったら・・心が軽くなりますよね。

パリ症候群とはちょっと話がずれちゃいますが、私のいるピアノの
世界はどうしても嫉妬やライバル意識が出てきやすい
環境にあるので、「マイペースで自分自身とだけ戦う」というのは
私の長期間にわたっての課題となりそうです。

それが出来たらパリでも東京でもすっきりした気持ちで
まっすぐに音楽に取り組めそう・・
う~ん、そう私も成長したいものです!






とろそれさんは、ピアノっていう、また別の厳しい世界があるんですね・・・。
ある意味、もっと厳しそうだ。

パリ症候群、全く悩みのない時期にのんびり読んだので、他人事に感じて
実はほとんど頭に残ってないのですよ・・・(苦笑)。
有名な本だから、と貸してもらって読んだのですけどね。

私の場合は、自分の行動に自信を持つことが課題かなぁ・・・。
フランス語で日常会話ができないこと、料理が思うようにならないこと、
そんなことがコンプレックスになっています。
でもそれなりにできてるんだからいいじゃないか、と言ってくれる人もあり、
そう自分で思えることもあり。
もともとコンプレックスに思っていることを、とやかく言う人がいると
とたんに参ってしまいます。(結構いるんです、こういう人(笑))
フランス語ができないと、人間関係が狭いということでもあり、
袋小路に入ってしまうと一人で苦しんでしまいます。
今ちょっと、ひきこもり気味です、実は・・・。
こんなところでこっそり(でもないか)カミングアウトでした(笑)。

>モネさんへ

私も沢山コンプレックス、あります・・
フランス語も未だ自信なんて持てる
レベルじゃないし、演奏に関しても、
そして自分のいい加減な性格にも・・

もうしょっちゅう「何やってんだろ」
ってボー然としてしまうことが
多いんですよね・・・

だけど不思議と日本にいる時より
そうやって悩んでも後を引くことが
少なくなったような気がします。

フランスという大らかな性格の場所に
いるからか、はたまたいい加減な性格の
フランスだからか(笑)・・・

いや、私の場合はもっと真面目に悩んだり
したほうがいいのかもしれません。
モネさんはきっと真面目な方なんでしょうね・・

これからの季節きっと青空の日も多く
なってブログの更新も億劫になっちゃう
ほど外に出たくなると思います。

モネさんも、そして私も今のうちだけの
お家好きかもしれませんよね。
晴れやかな春~夏を待ちましょう!

blog読ませて頂きました。これからパリへ、フランスへと、準備している人に、大変良い助言になると思います。
「パリでの孤軍奮闘」に付いては、petite amie japonaiseに良く聞いていました。フランスでもやっぱり、弱者にしわ寄せと言うことなのかな。

>mysunshineさんへ

初めまして!コメントありがとうございます♪

mysunshineさんはもしかしてフランス人の
方なのでしょうか??
もしそうだったら日本語お上手ですね!
(petite amie japonaiseさんがいらっしゃ
るということなのでそう想像してしまいました)

私はお気楽な性格なので嫌なこと
があっても今までのパリでの生活を思い
出してみると優しい人たちの顔ばかり
浮かぶので幸せなほうだと思います。

実際悩まれているかたは、きっと計り
知れない苦しみだと思いますから・・

それではまたさんるい横丁に
遊びに来てくださいね!

こんにちは、とろそれさん。TBありがとうございます。なるほどね、周辺の方々でパリ症候群を実体験されたんですね。私は幸いにもそういう本を読んだりしただけですが、私もフランス人の夫と暮らしているとそれだけで、パリ症候群になりそうと感じることはあります。結婚2年たってやっと少し減ったかな。フランスに行くにしても、主人で少し準備運動してからかなーと思ったりしています。
なんというか色んなことでリズムが違いますよね、日本人とフランス人では。そのリズムがわかるようになってくると少し楽になりますよね。
また遊びに来ます。

>oeufさんへ

コメントありがとうございます!

フランスと日本とのリズムの違い・・
これはいいも悪いも想像以上に違って
いたと思います。
最近の私は悪いほうのフランスのリズムに
感化されちゃってるかも(笑)

だけど時間が風のように過ぎ去ってしまう
日本の都会より、色んなハプニングが
あっても緩やかに過ぎる小さな田舎(?)の
ようなパリのほうが私には合っている
のかもしれません。

こんばんは。TBとコメントありがとうございます。遊びに来ました♪ とろそれさんはピアニストさんなのですね! で、パリに、しかもサンルイ島にお住まいなのですね! うわ~…、すごい…! サンルイ島って、パリの人でも住みたい場所の上位じゃなかったですか? 
パリ症候群は、ただの観光&地味な取材でしかパリに行ったことのない私にはあまり関係ない話なのかも、とも思いますが、ひとりで観光してると、けっこうパリの人の冷たさには泣けました。集団スリにもあったし。思いがけない親切にも泣けましたが…。
これといって長期的な目標がないのでパリに住みたいとは思っていないのですが、いろんな意味で刺激的な場所ですよね。心のどこか深い部分に触れるものがあると思います。行くたびに小説のネタを拾ってきます。
またいつかパリの街をぶらぶら歩くことを夢見てフランス語の勉強あきらめずに続けま~す(^o^)。

>is@夜さんへ
コメントありがとうございます!
is@夜さんは小説を書かれているんですね。
尊敬してしまいます・・

サンルイは住むまでまったく縁が
ないだろうと思っていた高級なイメージ
の場所だったのですが、以外にお家賃が
安く(値段を言うと友達に拍子抜けされます)
私のような学生でも住むことが出来ているんです。

is@夜さんはパリにいらっしゃった時に
色々大変な事に合われたんですね・・
私はまだスリの被害にはあっていませんが
もし何か取られたらさすがののん気やの私
でもショックで立ち直れないかもしれません。
だけどこの街から得るものもそれ以上に
大きいんですよね・・

また面白いパリ情報更新していきますので
遊びに来てくださいね!

はじめまして!仏語履修中、語学研修でAngerとParisに行ってから、フランスにハマってます♪♪
現在、社会福祉士と精神保健福祉士を目指して勉強中の大学4年です。ゼミは精保を主にしています。ゼミ発表と卒論のテーマに困っていて、フランス関係やりたいなーと考えていたら、「パリ症候群」をみつけました★太田先生の本だけではなかなか満足できず・・。再来週が発表で・・・・・何か、現地の情報下さいませんか???

太田先生の本では、パック旅行での滞在でもパリ症候群になるとのことですが、短期滞在でなってしまう要素って・・・・・私は特に期待して行かなかったので、何が困ったとかなかったんですよね。。。。。

●フランス大好き学生さんへ
こんばんは!初めまして♪
はぁ~~お返事遅れてごめんなさい~~
フランス大好き学生さんはパリ症候群について
学校で論文を発表されるんですね。ふうむ~。
私からいい案をお貸しできればいいのですが・・短期の
パリ滞在の場合、ですよねぇ。
一番考えられるのは私の中で2つあって、
①フランス語をすごく勉強してきて自信をつけて
旅行に来たのに、全然通じず英語で返されたり
無視された・・という時にも自尊心を傷つけられた
感じでショックに陥るかもしれません。またその時の
フランス人の態度が悪かったら「これが噂の感じの
悪いフランス人なんだ・・」とショックが増大していったりして・・
②本文でも書いたんですが例えば「フランス人はみんなカッコいい」
「みんなお洒落でさすが華の都~」と思って旅行で来た場合
嫌な目に立て続けにあったり日本よりみんなの
格好がダサかったりする事実を立て続けに知ってしまうと
その夢とのギャップに苦しむかもしれませんよね。
私、いつも思うんですがフランスって他の国に比べてもっと
特別扱いされてる気がするんです。日本人にとって。
「あの子、おフランス帰りだから~」とか「さすがおフランスの
お洋服はかわいいよね~」など・・
なんで「お」をくっつけるのでしょう?
きっと昔から日本人の中には巨大化されたフランスへの
イメージが付きまとって今に至ってるのかなぁと
感じずにはいられません。昨日今日の「憧れ」でなく・・
あれ?なんだか論題がそれてしまったかも(苦笑)
いい発表ができますようお祈りしています~~!!

はじめまして。私は約20年前くらい?の昔にパリに住んでいた事があったのですが、パリは随分変わりましたね。昔は英語ひとつ話しても、フランス語でしか答えてもらえなかったり?そんなイメージですが世代交代の時代なのか英語も話すし人も昔ほど保守的ではなくなってきたかの様に見えるのは気のせい?かな?
どう変わっても、私にとってはやっぱりフランス!なのでまた来年あたりには是非行きたいです。。。

●noimaruさんへ
初めまして!
不精をしてしまい、コメントお返しするのが遅くなってしまいました。
ごめんなさい!

noimaruさんは古きよきパリにお住まいだったことがあるんですね。
20年前だとまだまだ街並みや人々も古風だったんじゃ
ないかなぁ・・と今のパリしか知らない私はかなり
興味を持ってしまいます。

今は結構訪れやすい街になってるかも(?!)
是非来年当たりそれを確かめるべくお出かけくださいね♪

テレビや雑誌に紹介されている部分くらいしか情報として持っていないところで憧れてしまうとかなりギャップに苦しみますよね。
素敵な街の陰には低所得者層の街もあり、
特に階級社会のヨーロッパでは労働者の意識は日本人とは随分違う気もしますね。
衛生や時間感覚レベルなどで。
絵に描いたような綺麗な町並みの1角に暮らしても、建物内部や設備が古くて水周りのトラブルは事欠かないのには勘弁してよーと
泣きたくなる事も多いですよね。
便利さで日本と比べたらすぐに帰りたくなっちゃう。けど、たくましく生きてる海外在住の日本人は結構多くて、いろいろ奮闘しながら頑張っているのは拍手ですよね。
新参者は先輩方を参考にされたほうが良いと
思います。
あ、あと、私のアドバイスですが、とっさのトラブルで現地の言葉が分からない場合でも日本語で良いのでしっかり怒りを表現したり大きな声で助けを求める方が良いと思います。泣き寝入りなんて駄目です。場合にもよりますが。
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パリ症候群

 出張でパリに来る前に新聞の記事でパリ症候群について読みました。 「そういうこともあるんだな」と思いつつ、頭の片隅に記憶してそのときを過ぎてしまいましたが。 出張してみてパリ症候群について思い出しました。 たかだか数週間の滞在ですが、この国は明らかに他の
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とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            

  • Author:とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            
  • パリ・サンルイ島の小さなStudioに生息していたピアノ弾き。現在は東京在住。娘のN子、パリ生まれの猫の銀と一緒に暮らしています。ヘアメイクの夫C氏は現在マレーシアで単身活動中。

    ☆ホームページ開設しました☆
    ピアニスト河村晶子のホームページ
    http://akikokawamura.jimdo.com/




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