パリの思い出と共に。

2009.03.01 23:01|Musique~音楽
2008~9冬 870 - コピー


お久しぶりのとろそれです。
皆様お元気でお過ごしでしょうか?

私とろそれは出産の日から先日で半年目を迎えました。

娘のN子(・・という呼び名でブログでは呼ばせていただきますね)も早いもので生後6ヶ月。
お口の中には小さな小さな歯が2つ並んで生えてきたりと、成長を感じる今日この頃です。



この半年間は本当にあっという間の時間だったのですが、その理由の一つの理由に
地元三重県でソロコンサートを開催させていただいたことがありました。


↑コンサート会場は四日市ヤマハ第一楽器さんの中にあるホール「ムーシケ」。
私は3歳からこのヤマハ音楽教室で学んでいたので、このホールは発表会で演奏した
思い出深い場所でもあります。


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コンサートのお話を主催者である四日市市文化協会さんからいただいたのは、
私がN子を出産してまだ一ヶ月半の頃。


この時期はいよいよ始まった育児に悪戦苦闘しつつ、そしてまだ頭の中は出産疲れで
ぼ~っとしている時で、「1月末にコンサート・・」とはかなり無謀な気もしましたが、せっかくの
地元で演奏させていただけるチャンス、思い切って開催させていただくことにしたのです。


里帰り出産を終え東京に戻ってからの練習は、やはり想像以上にはかどらないものでした。
N子をピアノの横のバウンサー(揺り椅子みたいなものかな?)に座らせつつ、それでも
ぐずぐずしたら膝の上に乗せながら・・など、10分と集中してピアノの前に座れません。
予測が立たない彼女のご機嫌に左右されつつ練習の日々でしたが、C氏にも協力して
もらいつつなんとか無事コンサートの日を迎えることができました。


私が出演させていただいたのは「5人のピアニストによるクラシックコンサート」と題し、5日間
連続で三重出身のピアニストが演奏をするコンサートの一つ。
サブタイトルに「エスプリ・ドゥ・パリ」と名づけまして、主にフランスで生まれた作品を
簡単な曲目解説と私の留学中のエピソードを交えつつプログラムを構成しました。


最初は有名なラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」から始め、ドビュッシーの
「月の光」が入っている組曲「ベルガマスク組曲」、ドビュッシーが愛娘のために書いた
「子供の領分」など親しみやすい曲の後に、私が留学時代に試験の課題曲になった
現代作曲家カステレードの「サン・ジャンの火」を演奏しました。


この曲は4分もない短い曲なのですが、曲全体が打楽器のようにリズミカルに進行し、
メロディーもあるようでないような、聴いている方には「これは楽譜があるの?」
「適当に弾いてるんじゃない??」と思われるような「まさしく現代曲!」といったような作品。


実はこの曲にはちょっと苦い思い出がありまして・・・試験のその日、緊張しながら舞台に
たつと、なんと試験官の席にこの曲を作曲した本人のカステレードさんが座っていたことでした。

楽譜の表紙にニヤッと笑ったカステレード氏の写真がデカデカと載っていたので、同じ顔が
座っているのを見たときにはかなりドキッとしたっけ。あ~あの時は緊張したなぁ・・

試験に向かって練習している時には譜読みが大変すぎてあまり好きにはなれなかった
この作品でしたが、今となってはパーカッションの如くピアノを弾ける楽しい曲なので、
ちょっとしたストレス解消ができちゃったりできる好きな作品でもあります(笑)


コンサートの後半は私が生まれ育った場所で演奏させていただくということで、以前箱根の
芦ノ湖畔でも演奏しました童謡メドレーを、また少しアレンジして演奏しました。

日本の童謡は本当に何度弾いても美しいメロディーが味わい深く、歌詞の内容も年を重ねる
ごとに胸に沁み入るよう。娘のN子にもいつか私と同じように日本の童謡を愛してほしいなぁと
希望を重ね、大切に大切に演奏させていただきました。

メドレーの最後に演奏したのは早くに亡くなった私の祖母が大好きだった「故郷」を。
パリに住んでいた時代にあれだけ懐かしく想っていた故郷。
今では結婚も出産も経験し、そしてパリの思い出話をしつつコンサートを行っている・・
時は確実に流れるのだな・・と、少し寂しくも感じてしまいました。


コンサートの最後はドビュッシーとショパンのエチュードを弾き比べ。
ドビュッシーのエチュード(練習曲)はそんなに有名な作品はないのですが、とても内容の濃く
彼のピアノ作曲技法を集大成させたような素晴らしい作品です。

ドビュッシーがこの練習曲を作曲したきっかけとなったのが、かの有名なショパンの練習曲。
今回はその中でも特に私たちになじみ深い「別れの曲」と「革命」を演奏いたしました。



本当に育児をしながらコンサートが開催できるのだろうかと、よく「明日本番なのに
何も弾けてない~~!」という恐ろしい夢を何度も何度も見ましたが、幸いC氏をはじめ
家族の支えもあり、コンサート当日にはたくさんのお客様に温かい拍手をいただき、
まぶしいスポットライトを浴びながら楽しく演奏させていただくことができました。



家族といえば、新しく仲間入りしたN子と古株の銀。

二人の関係は・・・・




200810~12KISS 492 - コピー


N子のスタイ(よだれかけ)を銀に装着してみちゃいました。うふふ。


200810~12KISS 494 - コピー


大騒ぎするN子の横で佇む銀。

大御所の風格さえ漂ってるなぁ・・・・


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テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽

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かわいい二人

あはは。写真は、組曲「展覧会の絵」みたいな。

友人もフランスでの一年を終えて、ちゃんと帰ってこれるのか心配です。押しが弱いところがあるので。行きはよいよい、帰りは怖いにならないと。

ブログを更新したということは、また、おめでたい話がやってくるということかなぁ?

お久しぶりです!
うちの姫も来月2歳だよ~★
子育てしながら自分の時間を好きに使うのは大変だけど、変わらずに素敵なピアノをひいているんだろうなって思います。

いつかコンサートに行きたいな!

とろそれさん、これからもがんばってね。
ご活躍楽しみにしています♪

●ひまりんママへ

こんにちは!
遊びに来てくれてありがとう♪

ひまりんちゃんももう2歳かぁ~~
N子も早6ヶ月。2歳になるのもあっという間だろうね。

是非ひまりんちゃんに遊んでもらいたいな。
遠出して遊びに行こうかしら・・ドキドキ。

私はコンサート、東京で近々できるよう
頑張るので、その時は聴きにきてね。

頑張ります~

とろそろさーん、先日はどうも!
おーレポート待っていましたよ~
そしてN子ちゃんと銀ちゃんの2ショットも
ふふふ・画面の前で笑ってしまいましたわ。

BTW,携帯メールの法でいいので
(鍵コメでも大丈夫です)
一度PCのメアド再送していただけますか?
以前頂いたメール検索したのですが
出てこなくてーーー
すみません~

Re: タイトルなし

こんにちは!
お元気ですか?

rumaniaさん、メール見ていただいたかな?
またブログに遊びに行きますね~
実際も早くお会いしたい♪
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とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            

  • Author:とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            
  • パリ・サンルイ島の小さなStudioに生息していたピアノ弾き。現在は東京在住。娘のN子、パリ生まれの猫の銀と一緒に暮らしています。ヘアメイクの夫C氏は現在マレーシアで単身活動中。

    ☆ホームページ開設しました☆
    ピアニスト河村晶子のホームページ
    http://akikokawamura.jimdo.com/




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