お昼のコンサート

2005.02.03 01:14|Musique~音楽

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2月3日私にとってパリで初めてとなるコンサートが
私の通っているエコールノルマル音楽院のホール
[Salle Cortot(サル・コルトー)]で行われましたので
そのお話を少し・・

写真は他の奏者の方で2台ピアノの曲を演奏されている様子。
この日は私を入れて3組の演奏だったのですが、
全員日本人のピアノ留学生でした・・

いつも遊びに来てくださってありがとうございます!


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↑音楽院内にある音楽ホール「サル・コルトー」。
 小さいホールですが木造のつくりが暖かい、
 歴史のあるステキなコンサートホールです。

私が演奏したのはドイツのロマン派を代表する作曲家
シューマンのソナタop.22ト短調。
全楽章で20分近くあり、大変深みのある美しい名曲です。

ですが畳み掛けるメロディーや和音が何層にも折り重なって
構成されるこの曲、最後まで集中力を絶やさず演奏するのは
なかなか大変なのです。

特に精神力が弱くすぐ「あ~あかへんわ~」とあきらめて
しまう私にとってはどの楽章も苦悩の連続・・。

しかも緊張し易い性質の私は普段の練習の時に
「本番中に緊張しても崩れない」イメージトレーニングを
やってみたりしました。

例えば家での練習でも思いっきり緊張して演奏してみて
崩れそうになっても「大丈夫大丈夫~」と思い込んで
弾いてみたり・・

マイナス思考っぽいイメトレだけど
今回さほど本番中でも崩れず(と思う)演奏中も
「沢山の人に演奏を聴いてもらって幸せだなぁ」と
うれしい気持ちなったり出来たので、これはまずまずいい
トレーニングだったかなぁと思います。

まぁ取り合えず無事に最後まで弾ききってよかった~
というのが本音ですが・・

そして嬉しかったのが私の師匠のM先生が
レッスンを中断して私と同じ門下の学生を連れて
コンサートに聴きに来てくださったことでした。

先生はコンサート前舞台袖にいる私にやさしく
「落ち着いたら大丈夫よ。」と優しく手を握ってくれて、
演奏後は優しい笑顔でまだ緊張で引きつってる私のほっぺたに
ビズ(キス)をしてくださって・・・

「こんな素晴らしい先生と勉強できて幸せだなぁ」と
いつもの先生の怖さもすっかり忘れて、先生の暖かい優しさを
しみじみ感じてしまった私のパリ初コンサートでした。

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↑ホッとするとろそれ。コンサートが終わり
 緊張感ゼロの足元です。

♪♪♪♪♪

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そして私がコンサートで汗かきかき演奏してたなんて
ぜ~んぜん知らないのん気な銀。
私の膝の上で何か面白い物がないかキョロキョロ中・・・

Comment

緊張感伝わりましたw

こちらまでドキドキ感伝わりましたよ。
イメトレ大事ですね。ただ闇雲に練習するだけじゃなく、会場の臨場感をイメージしての自分のあり方まで考えるなんて始めて知りましたw
最後のブーツの写真、ホッとしたとれそろさんの気持ちが出てて・・・お気に入りです(^^)

あぶさんへ

私は昔から練習量が多いほうではなく
自分自身まだまだ日々の練習について
疑問を持っているので偉そうなことは
言えないんですが・・

だけどこの「ピンチに立たされた時
どうするイメトレ」は上がり症の私には
結構役立ちます。
しかしながら本番中は雑念が入って
今日のご飯は何食べよう?とかヘンなこと
考えたりしちゃうんですが・・

まさに私らしいですよね(笑)

おめでとーーー。うまくいったみたいでよかったですね。
ところで、この「マイナス思考っぽいイメトレ」って言葉、私のツボでしたわっ。
なんか、でも、とろそれさんっぽくて、私はこういうイメトレしてる、とろそれさん、好きですが。
でも、凄いですよ。結局、人前で、それもパリで、コンサートするんですから。
とろそれさん、尊敬します。
ピアノ弾けるって、本当に素晴らしいことで、羨ましいなあ。

africaさんへ

マイナス思考っぽいイメトレって
よく考えたら変なネーミングですよね(笑)

私はパリに来た当初フランス人の人たちを
前にコンサートするなんて考えもしな
かったのでちょっと感動しています。

ですがまだまだ勉強の身なので・・
これからは自分だけでなく、聴いて
くださる方に楽しんでもらえるような
演奏が出来るピアノ弾きになりたいですね。

はじめまして!

フィンランドからお邪魔しまーす。
先ほどは拙ブログのほうにコメントをありがとうございました。
とろそれさんはピアニストさんだったのですね。(実は私もです。)
でも、残念ながらクラシックを弾かなくなって、随分長~~いです。(苦笑)
今じゃきっと、大曲をこんなステキなホールで弾くなんて出来ないかも。
でもなんだか私にも昔の演奏会での緊張感が蘇りました。(笑)

あ、是非フィンランドには遊びに来てくださいね。(*^-^*)
またお邪魔しますね~。

joulupullaさんへ

わ~~!joulupullaさんもピアノ弾き
だったんですか?
ということはフィンランドに音楽留学
されていたとか・・

実は私の大学時代の声楽の友達が
多分今フィンランドに音楽留学してると
思うのです。
(連絡は取れていないのですが・・)

大学時代彼女のついていた先生が
フィンランド人のとってもステキな
方で私も彼女の伴奏をしていたため
毎週先生のレッスンを一緒に受けた
のでした。懐かしいなぁ~

そんなこともありフィンランド、
是非行きたいです!
パリにもこれを機会に遊びに来て
くださいね♪
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♪日本人も活躍♪

  オペラが映画よりも安いことが多いので、庶民も芸術を気軽に楽しめるルーマニア。「国立劇場」たるものも各地にあり、やはり芸術の本場であることをよく感じます。 日本からも芸術分野での留学生、こちらでコンサートをされる方々、たくさんいらっしゃいます。 指揮者と
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とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            

  • Author:とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            
  • パリ・サンルイ島の小さなStudioに生息していたピアノ弾き。現在は東京在住。娘のN子、パリ生まれの猫の銀と一緒に暮らしています。ヘアメイクの夫C氏は現在マレーシアで単身活動中。

    ☆ホームページ開設しました☆
    ピアニスト河村晶子のホームページ
    http://akikokawamura.jimdo.com/




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