夜のルーヴルへ、ようこそ。

2006.06.08 02:02|未分類
20060607010556.jpg

小説、そして現在放映中の映画「ダヴィンチ・コード」では真夜中の
ルーヴル美術館が物語の出発点となっています。

私がパリを去るちょっと前に、週二回(月水)の夜間開館(21時45分まで)
を利用してルーヴル美術館を訪れたことがありました。

訪れたテーマは「ダヴィンチ・コードの物語の中で主人公が逃亡を
計ろうとするトイレに行く」ことと、寒い冬だったので「マントを着て
ルーヴルを颯爽と歩く」。何だかちぐはぐなテーマでしたが…
ともかくシックな夜のルーヴルを、どうぞ。

☆人気blogランキング☆
20060607010711.jpg

世界中からパリに集まるほとんどの観光客を、一気に吸い込んで
しまうかのような集客率を誇る美術館、ルーヴル。
昔は宮殿だった巨大迷路のようなこの美術館は、夜になると昼間の
騒がしさを地下の奥深くに隠してしまったかのように、ひっそりと
静かな暗さの中、私たち訪問者を迎えてくれます。

↑遠くに見えるのは有名な「サモトラケのニケ」。

20060607010659.jpg

心なしか昼間よりもしっとりとした表情で迎えいれてくれるような、
「ミロのヴィーナス」さん。その背後にはだぁれも、いません。
そういえばミロのヴィーナスさん、先日お引越ししたとニュースで
伝えられていました。移動場所は2階の「セット・シュミネの間」の
ようです。(ニュース記事はこちらから。)

20060607010634.jpg

外にはまるで絵画の一部のごとく美しい、ルーヴルの外壁が。
そして私の目の前には世界に一つしかない、芸術作品。
一言では言い表せないほどの、贅沢さを感じる時間です。

20060607010546.jpg

私が「ミロのヴィーナス」で好きな角度は…この後ろから。
お尻がきれいなんです、彼女。何かと現代は細い女性がもてはやされ
ていますが、豊かで、優しげて、それでいて力強い彼女のフォルムからは
何千年の時を経た「美」を感じることができます。
やっぱり、こうでなくっちゃ!(?)

20060607010623.jpg

この日一緒にルーヴルを訪れたのはお馴染みSakuraさんと、そして
以前にも貧乏学生の私をリッツやクリヨンなどの超一流レストランや
バーに連れて行っていただいたM氏。(その時の記事はこちらから)
M氏はパリでも着慣れたお着物&エレガントなマントで
(↑の写真ではマントは脱いでいらっしゃいます)
人々の注目を浴びつつ、夜のルーヴルを闊歩されました。

私はというと…大学時代から愛用の古着の真っ白なポンチョで
M氏の後を闊歩。まぁそれはそれで真っ白い色が目立って
Sakuraさんから「広いルーヴルでも見失わなくていいわ~」と
褒めていただいたので、よしとしましょうか。

20060607010645.jpg

M氏のマント姿、そしてステッキがルーヴルの重厚な大理石の床に
しっくり合っていますよね。
あ、そういえば最初に書いた「ダヴィンチ・コードの物語の中で
主人公が逃亡を計ろうとするトイレ」。その問題のトイレは写真の
「サモトラケのニケ」からまだもう少し奥に入った、ダヴィンチ作
「モナリザ」近くにあるのですが…

あれこれ推理して行ってみたのですが…
なんとそのトイレ、「封鎖」されていました(涙)
小説「ダヴィンチ・コード」が出る前は普通に利用できたし(以前利用
したことアリ)、館内の非難地図でも確かに小説に書かれていた場所に
存在したトイレだったのですが、やはり私たちと同じように
「問題のトイレに行きたい~」という人が殺到したためか、
ガードマンのお兄さんに阻まれて訪れることができなかったのでした。
場所も「モナリザ」に近いし、小説の雰囲気満点だろうに・・残念です。

20060607010528.jpg

さて、夜のルーヴル館内。写真は昼間でもちらほら見かける
「絵画を模写する学生さん」たち。(そういえば最近、私と同じ
三重県出身の画家さんが恥ずかし~い問題を起こしてましたねぇ…)
夜になるとルーヴル内での画家の卵達の姿はぐっと多くなります。

↑サモトラケのニケをスケッチする学生さんたち。

20060607010536.jpg

乾いた下駄の音が、しっくりと階段にこだまします。
何とも粋な、ルーヴルの夜でした。

☆このブログを気に入っていただけたらここをクリック!☆
☆さんるい横丁は人気blogランキングに参加しています☆


ルーヴル美術館HP(日本語版)
映画ダヴィンチ・コード公式HP


4042955045ダ・ヴィンチ・コード(中)
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 2006-03-10

by G-Tools

Comment

M氏、粋ですね。

こんばんわ。
先ほど映画から帰ってきたところです。
「ダ ヴィンチ コード」見てきました。
トイレの脱出逃亡シーンが印象に残ってしまいました。
ところで、キリスト教にとっては「二ケア宗教会議」が重要なんですね!!
以前ブログでイースター扱った時もやはり
325年の二ケアが全ての出発点でした。
http://diary.jp.aol.com/applet/fyvsgphtzbnz/97/trackback

おお!お馴染みのSAKURAです。
銀には大差で負けてるけどね!

そうそうこれは12月だったかな?
とろそれも今月末、M氏も来月渡仏だね!
2人がかち合わないのが残念・・・

また変なテーマつくって遊びましょう!
変な服は君には叶わないなぁ~(笑)

美術館って夜も入れるんですね?!ルーブルだけ??夜は閉まっているものだと思っていましたが・・・。
雰囲気ありますね~。昼間見るより、さらに美しく、幻想的に見えそうですね。

ヴィーナスさんのお尻はこんな感じだったのすね(笑)ほんと、女性のお尻はこうでなくっちゃ(笑)

まったく・・・見てるところが良いね。
私もミロのビーナスのおしり好きだよ。ガイドブックには載らない、行った人にしかわからない秘密の名所ってかんじ。
この前(第一日曜)早速ルーブルいったよ。ものすごい人の量で、入るのもやっとの状態。ちなみに今はミロ様は撮影禁止のようです。粋なM氏は撮影OK?ほんじゃまた。

M氏、ダンディですね~
オードリー・ヘップバーン主演の映画「サブリナ」を思い出しました。
さえないサブリナがパリの料理学校で貴族のおじ様と知り合い、ハイソなパリジェンヌに変身していった。
とろそれさんもそういう経験をなさってんですね。
素敵~♪

●ebiさんへ
お返事遅れてごめんなさいね。お元気ですか?
M氏、とっても粋でしょう?M氏の生活、すべてが粋で
毎回感心しきりな私。先日M氏とその友人の皆さんに会いに
金沢に行ってきたのですが、その華麗さにうっとりでした~

●Petit cervinさんへ
お返事遅くなってごめんなさい!お元気ですか?

早速Petit cervinさんはダヴィンチコード、観にいかれたんですね。
私はまだなの・・あ~パリに行くまで観れるかしら?

二ケア会議・・何だかキリスト教学の授業で習ったような
習わないような・・宗教の話はやはりクラシック音楽の世界でも
とっても重要だから、知らないといけませんね(汗)
勉強になりますっ!

●SAKURAさんへ
変な服専門のとろそれよ~(やけっぱち)
だけどね、最近かなりコンサバティックになってきたよ、私。
もうそろそろ落ち着いたほうが。。と家族に言われるので、
白いパンツスーツなんか着ちゃったりしてます(笑)
パリでも「脱変な格好」で登場しようかしら?
やはりまた昔のスタイルに戻ってしまいそうな気がするけどね。

●あっこさんへ
お返事遅くなりごめんなさいね。お元気ですか??

ルーヴルの夜間開館、他の美術館も、例えばオルセーやポンピドゥーも
しているんですよ。とってもいい習慣ですよね。

夜はやはり光の入り具合が昼間とはがらりと変わって、
不思議な雰囲気。人も少ないし、めちゃくちゃおススメです!

●megumiちゃんへ
お返事遅れてごめんね~~。色々お世話になっていますっ。

ミロ様のおしり、確かに隠れた名所って感じだよね!
ゆったり彼女の後ろ姿を眺めていると、ゆったり美術鑑賞できる
ノクチュルヌのありがたみがひしひし心に染みるのです。

最近はやっぱりすごい人ごみなんだ。しかも写真撮影NG?!
私が行った時は、警備員のおじさんもにこにこしてたのになぁ・・

●mitoさんへ
お返事遅れてごめんなさい!お元気ですか?

mitoさんったらサブリナを例えにしてくださって!
ヘップバーンが可哀想ですよ(爆)

M氏は確かに映画に出てくるくらい、ダンディーで
私の世界とはまったく違う雰囲気の方。
友人SAKURAさんにM氏を紹介してもらったおかげで
貴重なパリ体験をすることができました。
いつか自分の力であんなパリ滞在ができたらいいのだけど。。。
夢のまた夢です。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

はじめまして。
夜のルーブルいいですね。
でもちょっと自分的には
あんまり人がいない、エジプトエリアとか
こわいかもしれません。

自分でも最近ブログはじめてみたので
よろしければ、覗きにいらしてください。
海外旅行フォトログ
http://ayutransit.exblog.jp/
湘南生活フォトログ
http://ayucafe.exblog.jp/

では、また素敵な写真見に伺います。
(ちょっと前のポルトガルとか最高でした)


●ayuさんへ
初めまして!コメントありがとうございます~

夜のルーヴル、私は実は結構怖がりなのでエジプトゾーンや
ギリシャ彫刻ゾーン、人が少ないところはちょっと怖かったり
しました(笑)雰囲気がやはり普通の美術館と違うんですよね、
ルーヴルって。何とも威圧的というかなんというか・・
そしてポルトガルの記事も気に入っていただけたとのことで
大変嬉しいです。またああやってじっくり
記事が書けるといいのですが…

ayuさんもブログを始められたのですね。
湘南生活・・いい響き!リゾート地にとっても憧れているので
一度ブログ覗かせていただきます~
非公開コメント

| 2017.10 |
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
Rechercher

Mon profil

とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            

  • Author:とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            
  • パリ・サンルイ島の小さなStudioに生息していたピアノ弾き。現在は東京在住。娘のN子、パリ生まれの猫の銀と一緒に暮らしています。ヘアメイクの夫C氏は現在マレーシアで単身活動中。

    ☆ホームページ開設しました☆
    ピアニスト河村晶子のホームページ
    http://akikokawamura.jimdo.com/




    Copyright 3soleils All Rights Reserved

Articles

Catégories

Archives

Link

Commentaires

Track back

ページトップへ