ファドの夜。

2005.11.13 23:59|ポルトガル
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リスボン滞在3日目の夜。
C氏はお疲れモード大全開だったのですが、私はワガママを通し
念願のファドを聴きに行くことにしました。

ファドとはポルトガルで生まれた民族歌謡のこと。
憂いを帯びた歌い手の声はもちろん、独特の形のポルトガル・ギターで
演奏される伴奏もとても魅力的な音楽なのです。

かなり暗い室内での撮影だったのでブレ気味の写真ばかりですが、
私の体験した雰囲気を感じ取っていただけたら、うれしいな。

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私達は他の場所で夕食を済ませてから23時30近くにふらりと入店。
入ったのは先日も記事で書いたバイシャ・シアード地区にある
「Cafe Luso」というファドが聴けるレストランでした。
(先日の記事「ゆったり、リスボン、街歩き。」の一枚目の写真右側に
このお店の看板「Luso」が写っているのがご覧いただけます。)

予約なしで入ろうとしたのですが、遅くの入店ということで
ドリンク付きで安めの料金で中に入ることが出来ました。
すごくぼったくられるんじゃないかなぁ・・とかなり心配に
なっていた私達ですが、本当に入り口で言われたお値段で
安心してファドを楽しめたのには正直ホッとしました(笑)

↑歌手の方交代の時。クラシック・ギターがぽつりと置かれています。

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この日私達が席に着いてから歌った歌手は4人ほど。
写真はまだ若い女性のファド歌いの方。
艶がある瑞々しい声から、異国の言葉で歌われる切ない旋律。
曲のクライマックスに行くにしたがって体を持っていかれるような
高揚感が会場全体を包んでいきます。
すっかりぼ~っとなってしまった私。すごいです、ファド。

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まぁ、ぼ~っとしてしまう理由はサングリアにもあるのですが(笑)

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私が一番感動したのはこの男性のファド歌いさん。
ファドって女性が歌うものだと思っていた勉強不足の私だったので
彼の歌声を聴いたときには少し面食らったのですが、その優しくも
あり、情熱的でもあり、それを胸の奥で押し殺すような
秘めた響きも持ち合わせる彼の歌声、「聴き惚れる」とはこのことかも。

ピアノでもこんな情熱的な艶っぽい響きが出せたらな‥と研究しつつ
も、やはりぼ~っとなって聴き入ってしまう私だったのでした。

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帰り間際、最初の女性のファド歌いさんとばったりお会いし
「ステキだったわ!」とお礼を言えた私。
私がピアノ弾きということ告げると「ピアノがそこにあるから
是非弾いてみて!!」と彼女が熱心に言ってくれました。

私はめっちゃ乗り気だったのですが(酔ってるしね)、C氏が
そういうシチュエーションを異常に恥ずかしがるタイプなので、
リスボンでピアノを・・というロマンチックなハプニングは
夢に終わってしまったのでした・・

CAFE LUSO
http://wwwpt.cafeluso.pt/

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アマリア・ロドリゲス
東芝EMI 2004-01-28

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ファドの女王、ロドリゲス。そのお姿も、お美しい‥

テーマ:ヨーロッパ
ジャンル:海外情報

Comment

こんにちは!
よさげなムードのレストランですね♪
サングリアもきれいな色(薄い?)でおいしそうです!
プロフィールのお写真持田香織似でかわいいです!
撮影風景アップが楽しみです。

ああ、それは残念!
その場でピアノを弾くとまた一気にお友達の輪が広がったかも知れませんね。
とても雰囲気のあるレストランですね。

こんにちは!
遊びに来ました~。

うーん、C氏!弾かせてあげたら良かったのにぃ~・・・。
失礼しました。
でもこの記事を読ませていただいて、とてもロマンチックな夜を過ごされたというのが伝わってきました。

ところでプロフィール写真・・・。
バッチリメイクのど正面の写真キボンヌです♪
本人さんは恥ずかしいでしょうが私は見てみたい・・・。ハハハ。

三重は本日グッと気温が下がりました。
そちらはどうですか?
コンサートもいよいよ迫ってきたので、体調の管理だけはお気を付け下さいね♪
では、また~。

写真のトーンが、
ボ~ッとしちゃってるとろそれさんの目に映る、
レストランの熱気溢れる雰囲気が伝わってきて、
イイ感じです!(笑)
お恥ずかしながらワタシは「ファド」なんて
全然知りませんでした…(*´ω`*)
ポルトガルの民俗歌謡なんですね!(←慌ててネットで調べた…)
生で異国の文化に触れるのって本当ステキ!
とろそれさんのピアノも、
リスボンの皆さまにも聞いてもらいたかったですねぇ~。残念。

こんにちは!タイトルに惹かれました。ファドを本場で、生で聴きたいですぅ~!!こんなよい雰囲気のお店でお酒を飲みながら、ファドを聴いたら、本当にぼーっとしちゃいそうですね♪

なんて素敵なお空と街!!!
空から天使が舞い降りてきそう。

ファドって初めて知りましたよ~♪
ぜひ一度聴いてみたいなぁ。
ん、でも、こんな雰囲気のいいお店は
東京にはないなぁ(涙)

私だとしても、きっとノリノリで
ピアノを弾きたかったと思います(笑)
あ、もちろん弾けませんけど。
C氏は恥ずかしがりやさんなのね~。
こういう時、男の人の方が保守的ですよね。

●kirsch-torteさんへ
こんにちは~
サングリアの色、ちょっと薄いかもですねぇ(笑)
だけどこのお店に入る前、ワインをかなり飲んでいたので
このサングリアは喉越し爽やか、ちょうどよかったです♪

プロフィール写真、毎日やっぱり恥ずかしいんですが、
そんな有名人の方に似てるなんて言っていただけて
ますます恥ずかしくなってきてしまいました。。
だけどありがとうございます(ぽっ)
銀のいい写真が撮れ次第変えちゃおっと・・

●credenzaさんへ
こんにちは!
雰囲気のあるレストランですよね。
入った途端、心地よい照明とファドが耳と目に飛び込んできて
何とも感動しました。
ピアノの飛び入りは・・したかったなぁ~
だけどあの日酔っ払ってたので、弾けなかったかも。。
なのでC氏の助言通りしていてよかったなぁとも思うのでした(笑)

●もりもママさんへ
こんばんはです~
ピアノ、C氏のせいで弾けませんでしたっ・・って言うのは
簡単ですが。。あの日結構酔っ払っていたので、C氏の
助言はある意味正解だったかも・・
酔っ払うと、すごい演奏になるんですよ、私。
何度か実験してびっくりしましたから(笑)

プロフィール写真はこの大きさが限度だとおもわれ。
(キボンヌに対抗して!使い方あってます?)
自分の顔ってどうしてこうも変なんでしょうねぇ。
きっともっと自分はいい顔だと思っているんだろうな。。
恥ずかしい恥ずかしいっ。
後日銀の写真にすんなり変わっておりますので
よろしくお願いいたします・・

そして三重もやはり寒いのですね。
もりもママさんもどうぞお体お気をつけて!

KAZUだよ!
元気?パリでは会えてよかった!久々の朝までコースで、眠かったけど楽しかったよ!やっぱパリと言えばケバブだよな!美味かった!俺はというと相変わらず、講習、ファッションレクチャー、テレビ出演と相変わらず貧乏暇なしの毎日。。早くC氏みたいにお金持ちになって、豪邸でも買いたいよ。。。でもまだまだ、貧乏暇なしは続きそうです。。。。
じゃ、また書くよ! KAZU

●CANOさんへ
こんにちは~!日本は寒いようですね。
ファド・ライブの写真、かなりぼぁ~っとしてますよね。
カメラのせいでもあるのですが、実際もほろ酔いで、私に
とってはこんな景色だったような気がします(笑)

ファド、私も名前と少しのイメージしかないまま聴きに
いったのですが、引き込まれる民謡でした。
このライブハウスは若い歌手が多かったので、まるで
ポップスの歌手の人?と思ってしまうような発声もあったり。
面白かったですよ~~!

●Xiromakiさんへ
こんにちは~!
Xiromakiさんにもぼ~っとしていただけましたか?
やはり生の演奏はいいなぁと実感するライブ。
リスボンに行くならやはりファドははずせないと
確信しました。C氏の体調無視して行ってよかった(爆)
いつかXiromakiさんも是非是非!

●Monicaさんへ
こんにちは~~!
Monicaさんでもやっぱりピアノ弾きたいですか?
そうですよねぇ。私、かなり酔っ払いながらも揺れましたもん(苦笑)

だって気持ちよくファドの演奏を聴いていたら私も
歌いたい~(ファドは歌えないけど)っていう気持ちが
膨らんできて・・・カラオケじゃないのに(笑)

最初の空の色、Monicaさん好みですか?
夏の夜9時半ごろ、ホテルから空を見たらあまりに
美しくって思わずカメラを向けました。異国の空って感じですよね。

●KAZUさんへ
メールしようと思ってたのよ~~
KAZUくん、お帰りなさい。パリではありがとう~♪

それにしてもKAZUくん、また忙しい毎日なのね。
KAZUくんのことだから、すべてのことを器用にうまく
やりとげちゃうんだろうなぁ。羨ましいっ。
C氏も頑張ってるようですが、貧乏ヒマなしはC氏のほうよ!
どなたかKAZUさんのコメントを読まれてC氏のこと勘違いしたら
どうするのーー(爆)C氏は豪邸も建てれないし、貧乏東京生活を
送っているはずでございます。。

それではまた連絡するね~~っ。

こんにちわ。楽しい夜だったんですね♪
私も「弾かなかったなんて!もったいない!」と思ったのですが、
…酔われるとそんなに変わっちゃうんですか?(笑)
C氏は単純に、「調子悪いんだから早く帰りたい;;」ってことだった
のかもしれませんが、酔っていたことを思うと、それで良かったのかも
しれませんね。
また、今度は弾ける機会があるといいですね♪

●ガナッシュさんへ
こんにちは~~
ファドの夜、よかったですよ。とってもいい気分になっちゃいました。
だけど私、豹変しないですよーっ。自分で言うのもなんですが
いいお酒酔い方だと思います。(多数友人からブーイングが
くるかも?)だけどお酒をかなり飲むと、ピアノって
弾けなくなるんですよ。何度か実験済ですが、一度すごい
実験で昼から飲み始めて夜19時30くらいにピアノを弾いたら
真面目に弾いてるつもりなのに、めっちゃくちゃなことがありました。
どんな実験なんだか・・(爆)

話はそれましたが、いつか他の国でピアノを弾けることが
あったらいいですね。ファド歌いさんと共演したかったなぁ~

もはや懐かしい感じのするリスボンですわ、、
あの梁のある石造りカーヴのようなところってのが雰囲気も音響にもいいんだよねー
私のときは 灯りがロウソクだけでかなり暗かったため写真がないの。。。

日本の演歌に例えられる感じだけど 私演歌は大の苦手 でもFADOはイケル!

前に仲間と 一気飲みの直後に弾く 寒くて手がかじかんだ状態で弾く 腕立て伏せした直後に弾く というハードはロシア式(?!)で どんな状況でもピアノを弾ける練習(遊び)をしました。これがその後何の役に立ったかは未だ不明です。

●SAKURAさんへ
おはよ~~
何だかブログの調子が大変悪いのよ・・なんでだろう?
気持ち悪い~~(涙)

Sakuraさんはもう既に懐かしいモードなのね、リスボン。
この梁が出た洞窟のような建物、いいよね。
音響は確実にいいかも。響きすぎず、リアルすぎず。
確かに日本の演歌に例えられるけど、雰囲気は全然違うよね。
日本の演歌も嫌いじゃないけど、魂を揺さぶられるのは
ファドのほうに軍配が上がるかなぁ~~

それにしてもロシア式ピアノ練習法、聴いたことあるわ、
Sakuraさんから(爆)私も何度かやったよ。。
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とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            

  • Author:とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            
  • パリ・サンルイ島の小さなStudioに生息していたピアノ弾き。現在は東京在住。娘のN子、パリ生まれの猫の銀と一緒に暮らしています。ヘアメイクの夫C氏は現在マレーシアで単身活動中。

    ☆ホームページ開設しました☆
    ピアニスト河村晶子のホームページ
    http://akikokawamura.jimdo.com/




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