ラヴェルのお家①

2005.01.24 10:49|Musique~音楽

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今日はベルサイユ近郊へレッスンに行く日。

そしてレッスン後、突然のうれしい決定!
なんと私がフランスに来るきっかけにもなった
大好きな作曲家モーリス・ラヴェル(Maurice RAVEL)の
最後の住まいにピアノの先生とご家族、同じ門下のお友達、
そして私とで遊びに行くことになったのです!

↑モーリス・ラヴェル氏(1875-1937)。
 彼の作品でやはり有名なのは「ボレロ」でしょうか。
 ラヴェルは「オーケストラの魔術師」と呼ばれていますが
 ピアノ曲も沢山素晴らしい作品があります。

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ラヴェルの最後の家があるのはモンフォール・ラモリー
(Montfort L'Amaury)というパリの西に位置するランブイエの
森近くにある小さな村。

先生の車で小高い丘の上にある村道を走ります。
昔の石畳のままなのか、かなりのガタガタ道ですが
同じ道をラヴェル氏も通ったのかと思うと既に感激モード。

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上品な小さなお店が軒を連ねる村の中心部や教会を
抜けて見晴らしの良い"彼"のお家に私たちはたどりつきました。

このお家でラヴェル氏は晩年の16年間を過ごしました。
どの部屋からも美しい森の景色が眺められるので
彼はこの三角屋根がついた可愛らしい家に
[Le Belvedere](展望台)という名前を付けて愛したのです。

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↑3番地のプレートの上にちゃんと「展望台」と名前が・・

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ラヴェル邸、道を挟んで山側の小高い丘は11世紀初めの
お城の跡。3つの塔が頂上に寂しく、下の村を眺めています。

私たちは16時半に見学の予約を入れ(見学は要予約です)
同じ時間に予約を入れていたフランス人熟年夫婦と一緒に
ラヴェル邸を見学しました。

案内はニコニコと感じのよいマダム。
「あななたち、みんなピアニストでしょう?」と
私たち日本人軍団を見て笑顔。

「それじゃあ後からコンサートになるわね!」

え?どういうこと・・・・?

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入り口入って左側は見学者の待合室。
昔はキッチンだったその場所にはラヴェルの遺品が
ガラスケースに飾られていました。

↑これらはラヴェルの大好きなきれいなデザインのおもちゃ。
 色とりどりのノスタルジックな絵柄がその当時を
 偲ばせてくれます。

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↑当時は日本や中国などの物が流行していたのですが、
 ラヴェルも彼の作風からもうかがい知れるように
 東洋的なものが大好きでした。
 これは日本をイメージした紙ナプキン(?)

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↑これも同じケースにあった彼のピアノ曲「クープランの墓」 
 の楽譜。
 彼が亡くなった時ピアノの上にはこの楽譜が
 置かれていたそうです。

♪♪♪♪♪

私たちはまず食堂へ。

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緩やかな光が差し込む小さな食堂。
大きな鏡の前には趣味のいいティーカップなどの食器が
整然と並べられています。

あ、必死に写真を撮る私が写ってる。

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鏡の反対側の大きな食器棚にはまろやかな色の食器たち。
どれも過度に派手すぎず、かといってシンプルでもない。

彼の部屋をを眺めていると彼の楽曲と彼の調度品への趣味に
共通点が垣間見れますよね。

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そして片隅で微笑むラヴェル氏。
未だにこの家のどこかに彼の気配が感じられそうなほど
彼の暮らしていた当時がそのまま残されたラヴェル邸。

まだまだ写真が沢山あるので続きは後日・・

おまけ。

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銀はもちろん家で留守番。
運動不足で食べることが一番の楽しみの銀は
最近太り気味の噂が・・・
私と一緒にダイエットする?

いつも読んでくださってMerciです!

Comment

はじめまして★

ブログランキングから飛んできました♪

ピアニストじゃなくて、ピアノ弾きっていう響きが好きです(笑

私もラヴェル一番好きです。
ボレロよりも、その他の曲の方がいいですよね。

写真、すごく楽しかったです♪

コアラさんへ

初めまして、コアラさん。
わざわざ飛んで来てくださってありがとう
ございます(笑)!!

最近私の知らない方からのコメントが
続いてうれしい限りです。
コアラさんは何か楽器をされているのでし
ょうか?

私はピアニストなんてまだまだ名乗れる
分際でないので・・
ピアノ弾きでも照れてしまうのが本音なんです。

ラヴェルの記事引き続き書きますので
よろしければまた遊びに来てくださいね。

とろそれさん、音楽ネタがはじまると聞いて、また覗きに来ました(笑)
ラヴェル氏の実家に行かれたなんて、面白そう。
おもちゃの数々、箱だけ見ても可愛くて、もっと
見てみたくなります。
あ、とろそれさんが写ってる!!
カメラ何使われてるんですか?写真の色が
とても綺麗なので。
続きも楽しみにしてますね。

いつも書き忘れちゃうので、今日は追加して。
銀ちゃん、かわい~。
すごく縞がハッキリしてるんですね。うちのぼけた縞も好きですが、このくらい濃厚なのも、暖かそうで好きっ。

にゃんこちゃんネタもMerciです!africaさんへ 

ムッシューラヴェルのお家、本当に
素敵だったんですよ!
あそこはかなりマイナーな観光スポットだけど例えばラヴェル氏を全然知らない方
が行ったとしても大変興味深いんじゃない
かなぁと思ったほど素敵なお家でした。

africaさんはご夫婦で音楽がとても
お好きなんですよね!是非ラヴェル邸、
お勧めですよ~

♪♪♪♪

私も昨日africaさんのブログでにゃんこちゃんチェックした時「ハスミンちゃんは柄がほとんどないんだなぁ」と思っていたところでした。きれいなグレーのエキゾチックな顔立ちですよね~。かわいいです!

銀はちょっと日本的雰囲気もするタイプ。
ソファーでどかっっと座っている姿を
見ると銀は2歳半にも関わらず何か
おっちゃんの貫禄が感じられてしまうのです・・

カメラですが、私としては買った当時は
「コンパクトでそこそこ画像がよいもの」
という基準で選んだので(そして高くない
もの)実は・・今となってはあまり
気に入ってはいないのです。

ちなみにメーカーはMINOLTAでDIMAGE X20という種類です。

東京のねーさんです

AVヴェルサイユねーさんからこのページをききました。とても素敵。大好きな猫と大好きなパリの写真、たまらないです。ちょくちょくお邪魔しますね!2月に心の栄養摂取にそちらに行きたいと思ってます。
ラベルの家の彼の歯ブラシはまだありましたか?日本やザルツと違ってラベルグッツとかで金儲けしないフランスが好きです。
ではまた!

豆腐神風ねーさんへ

初めまして!
遊びにきてくださってありがとうございます♪

豆腐神風さんもラヴェル邸に行かれた
ことがあるんですね!
そして歯ブラシというのはあの1階部分の
お風呂場にある・・ですよね。

近日中にアップしますので、是非また
遊びにきてください♪
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とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            

  • Author:とろそれ(河村晶子Akiko KAWAMURA)            
  • パリ・サンルイ島の小さなStudioに生息していたピアノ弾き。現在は東京在住。娘のN子、パリ生まれの猫の銀と一緒に暮らしています。ヘアメイクの夫C氏は現在マレーシアで単身活動中。

    ☆ホームページ開設しました☆
    ピアニスト河村晶子のホームページ
    http://akikokawamura.jimdo.com/




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